“ZERO74V” は2014年2月発売、同年10月に “ZERO75V” が発売、そして2015年3月にモデル名が2桁から3桁の “ZERO700V” となり、同年10月には ZERO701V が発売、2016年2月16日には”ZERO 702V”が発売、今年2017年1月16日に”ZERO703V”を発売し、そして7月にニューモデルとなる”ZERO704V”が発売されました。
基本性能は73Vから引き継いでいてモデルチェンジごとに機能が追加されています。
74Vの変更点(73Vとの違い)
73Vから74Vへは大きく変わっています。
まず外観ですが、四角だったボディーの下部のラインが変わって、5色から選べるLEDのイルミネーションが付きました。
GPS関連では、キャッチできる衛星の数が3機増えて GPSの精度が上がってます。
特に、日本上空にとどまる 準天頂衛星みちびきに対応したことで、都市部や山間部でも自車位置を見失うことがなくなったようです。
みちびきとはなんぞ?
準天頂衛星システムは、日本のほぼ天頂(真上)を通る軌道を持つ人工衛星を複数機組み合わせた衛星システムで、常に1機の人工衛星を日本上空に配置することができます。人工衛星がほぼ真上に位置することで、山間部や都心部の高層ビル街など、GPS衛星の電波が測位を行うために必要な衛星数が見通せない場所や時間(*2)においても、準天頂衛星の信号を加えることによって測位ができる場所と時間を拡げることができます。 「みちびき」は、準天頂衛星システムの初号機として、GPS補完・補強に関する技術実証・利用実証を行います。
引用:http://www.jaxa.jp/countdown/f18/overview/michibiki_j.html
常に1機の人工衛星を日本上空に配置する “準天頂衛星みちびき”の不思議な軌道のおかげで、将来、 位置情報の精度は誤差数センチ単位になると言われています。
参考:http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp498.html
それから、最近の車に多く増えてきている”アイドリングストップ”で低電圧になる車両でも安定した動作をして、ハイブリッド車では、OBDⅡで接続した場合、18項目の専用表示もするようになりました。
あと、絶対に忘れてはいけないメインであるレーダー探知機能は、新型オービス*に対応しました。(*新型「ループコイル式オービスシステム」のこと。CCDカメラにより撮影を行なっているため、フィルム切れなどを起こさず、常に撮影可能なシステムになっています。)
75Vの変更点
ここでの大きな変更は1つ。新交通規制のゾーン30に対応したことです。
また、小変更点として、ボディーのLEDイルミネーション部が少し細くなっています。これによって多少スッキリした感があります。
「ゾーン30」とは 生活道路や通学路などの区域(ゾーン)の自動車等の交通量を抑制するため、区域(ゾーン)を設定して区域内の道路に速度規制を実施することにより、歩行者や自転車の安全性の向上を目的とした交通規制です。 区域内は、指定最高速度30キロメートルに規制され、歩行者の通行が最優先されます。 引用:http://www.pref.yamanashi.jp/police/pk_kisei/zone30.html
700Vの変更点
ここでの大きな変更点は、移動式小型オービスへの対応とラウンドアバウト(環状交差点)の表示です。
他には、今までリモコンが必要だったインターフェイス操作が全ての作業が本体で完了できるようになったことと、ボディーのイルミネーションを「Brilliant LED」に名称変更しました。
移動式小型オービスについて
こちらは、埼玉県で2014年11月より実証実験を始めたばかりですが、場所の固定化を防ぐのと、生活道路などでも事故や違反を減らすのが目的です。形状は、三脚にカメラを載せた感じで、1人でも持ち運びができそうです。運用方法について詳しくはわかりませんが、移動が短時間で行なわれる場合、GPSレーダー探知機でも、オービスアプリでも対応は難しくなります。事前に察知できる可能性が高いのは、情報共有型のサービスかSNSかもしれません。引用:http://orbis-guide.com/about/ http://orbis-guide.com/doc/mobility/
ラウンドアバウトは、信号のないドーナツ状の交差点のことで、今のところ32都道府県に140箇所程度存在しています。
画像出典:国土交通省 ラウンドアバウトの現状 資料
701Vの変更点
このモデルより、ドラレコ接続に対応(外部入力対応)しました。(モニターサイズはそのまま)Amazonでベストセラー1位のドライブレコーダーHDR-101 や、最新モデルのHDR-251GHとオプションケーブル一本で繋ぐことができます。それと、今までボディー下部にあったLEDがボディーサイドに移動しました。これにより、ボディー下部がフラットになりスッキリとしました。
702Vの変更点
このモデルの最大の変更点はCPUです。従来よりGPS更新速度250%UPを実現。測位更新時間が最短0.5秒から0.2秒に。そして警告誤差を大幅に減らし、より精度の高い警告が可能になりました。
それと同時にスピードメーターなどの表示速度の超速化も実現しています。
そのほかには相互通信対応ドライブレコーダーと接続することができるようになりました。接続端子が変更となり接続ケーブルはZR-12で対応となります。
あと細かい所では、OBDⅡ接続したときの待ち受け画面に、昔のデジタル表示のような1画面表示が1つ増え、最大表示数も138項目から143項目に増えています。
対応SDカードにも変更がありました。今までは、microSD/SDHCカード1GB~16GBでしたが、このモデルからmicroSDHCカードのみとなり、容量は4GB~32GB対応となっています。
本体サイズに若干の変更あり。20.4(D)/mm → 21.5(D)/mmとサイズアップ。タッチパネルのデザインも若干の変更があって白いラインが無くなりました。あと重量が112g → 123gに増えています。
取締機ポイントに 速度監視路線 、その他ポイントに ヒヤリハット地点 が追加。便利機能にはユーザーポイント編集機能が追加となりました。
703Vの変更点
見た目では、LED照明が横から下へと変更となりました。これによって若干スマートになった印象を受けます。
それから今まで煩わしかったデータ更新が、別売オプションのWSD8G-703V「無線LAN内蔵SDHCカード」を使用することにより無線LANで自動更新可能。(注1.テザリング機能付きのスマートフォンのみ。)またスマホでレーダー本体設定なども可能になりました。
ドラレコ相互通信にも変更がありました。新発売となるフルスペックドラレコ HDR-352GHP を、専用ケーブルZR-13/ZR-14で繋ぐと、703Vのモニターでドラレコの設定、操作ができるようになります。
あと、GPS警報に速度警戒ポイント警報が追加され、3Dマップ警報表示で自車とオービスとの位置関係がさらに分かりやすくなりました。
704Vの変更点
今回は、マットブラックにクロームメッキを合わせ、高い質感を追求したボディーになりました。LEDの位置は変更無いようです。
オービス(レーダー)機能の変更点は、3種類ある小型移動オービスを識別して種類別に警報を発する機能が追加されました。
メニュー設定時のインターフェイスが大幅に変更され分かりやすくなりました。
まとめ|変更点をザックリ書くと
- 73v → 74V:新型オービス対応!アイドリングストップ車対応みちびき、ひまわり、GAGANの測定衛星にも対応!ボディーに5 color LED搭載18項目のハイブリッド専用表示
- 74v → 75V:新交通規制【ゾーン30】対応
- 75v → 700V:移動式小型オービス対応ラウンドアバウト(環状交差点)対応Brilliant LED3 → 4インターフェイス操作
- 700v → 701V:ドライブレコーダー接続に対応(外部入力対応)LEDがボディー下部からサイドに変更
- 701v → 702V:CPU変更相互通信対応ドライブレコーダーと接続可OBDⅡ接続時、待ち受け画面1増、最大表示数5増microSDHCカード4GB~32GB対応取締機ポイント、その他ポイントに追加ありデザイン、サイズ、重量に若干の変更ありユーザーサウンド機能搭載
- 702v → 703V:速度警戒ポイント警報搭載3Dマップ警報表示無線LAN自動データ更新対応(スマートフォン更新 )デザイン、サイズ、重量に若干の変更あり
- 703v → 704V:マットブラックボディにクロームメッキで高級感UP3種類ある小型移動オービスを識別インターフェイスの変更
こうして並べてみると、初期モデルの ZERO73 からは、かなり進化しているのが分かりますね。


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